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2008-06-24(Tue)

一次職におけるパーティー狩り

§1 1次職のパーティー狩りとは
§2 縄張り
§3 ニアミス
§4 補足







§1 1次職のパーティー狩りとは

『1次職のパーティー狩り』とは狭義のLV30以下の狩りを意味する言葉ではない
1次職の要素のみで完結可能なパーティー狩りテクニックの総称である

スタート
・ パーティースキルを持たない
・ 自分の攻撃力に対して,敵のHPが少ない
・ 範囲スキルがなく,機動力もない
・ 持ち場が明確には決まっていない


パーティースキルを持っている場合は2次職
敵のHPが高くて一つのモンスターを複数人で倒すのはボス戦,もしくは3次職
また,持ち場を明確に区分できる場合のパーティー狩りを配置狩り
パーティースキルのない配置狩りはソロ狩りとなんら変わりがないので今回は扱わない





§2 縄張り
1次元1


2Dで他プレーヤーとの軌道交差が避けられないメイポでは,
ソロ狩りと1次職グループ狩りの違いは,社会適応性

縄張りという呼び名を付けてここで定義しておく

縄張りとは,その範囲内において
1.自分が誰よりも速く狩ることができ(優位性),
2.他プレーヤーに侵犯される心配のない(排他性),
3.脳内で区切った仮想の陣地
のことである


縄張り内の敵は誰にも狩られることがないため,ノーストレスで狩ることができる



ちなみに縄張りの特殊な例として,ソロ狩りであればマップ内全ての領域が縄張りとなる
配置狩りでは,自分の持ち場全てが固定の縄張りとなる

今日のテーマは配置狩りではない,従って明示的な陣地の境界は存在しない
モンスターもグループ員も常に動き回っているので,いちいち指示を出し合うわけにも行かない

パーティースキルのない一次職におけるパーティー狩りの上手い下手は,
時間的・空間的な縄張り生成能力のことをさすといってよい




1次元2


当然,職や火力バランスが変われば縄張りも変わる
そして,グループ員の位置,モンスター配置で縄張りも刻一刻と変化する






縄張り生成の脳内ルール

グループ狩りにおける縄張り生成の基本ルール
1.他プレーヤーが入らないように縄張りを設定する
2.他プレーヤーが自分の縄張りに入ってきた,もしくは入ってきそうな場合,
  速やかにその縄張りを放棄し,縄張りを再生成する
3.その上で,できるだけ広い範囲を確保する


0 縄張り0
そこには二人のプレーヤーがいる
二人の間にあるのは友情?尊敬?嫌悪?嫉妬?
ゲームに余計な感情を持ち込むな

そこにあるのはパーティースキルを持たない二つのキャラクター
1 縄張り1
そこに縄張りを張る
これは勝手にJISがそう決めただけだ
相手は相手で自分の縄張りを張っている
但し,自分の縄張りの中に他にプレーヤーがいないという部分では共通


2 縄張り2
あれれれ,俺の縄張りに入ってきたぞ?

もちろんそれは違う
縄張りに対外的な根拠など存在しない

何はともあれ困ったな,どうするどうする


3a 縄張り4
全く,しょうがねえなぁ
自分の縄張りを狭めることで衝突回避
3b縄張り5
実は陣地をすり替えるという解も存在する
それなりに高度
あくまで縄張り設定の目的は各瞬間におけるストレスの最小化
読み違えていたとしたら,脳内モードを即切り替え,一旦狩場をリセット
小さい領土侵犯に対しては,3a の微小修正で対応

侵犯量が大きくなったら,思い切って陣地交換を試みる
3aが自分のみの脳内で解決するのに対し,3bは二人ともマップがリセットされる
ポジションチェンジによる縄張り確保3bは相手との信頼関係も必要


3c 縄張り3
あくまで縄張りは自分の脳内に生成された仮想の領域であるので,
他人には見えないし,そこには権利も何もない

『効率を上げる』ために『ストレスを減らす』目的で『縄張りを張る』のであり,
その役割を果たせない縄張りは即刻解除しないと余計なストレスを溜め,
結果効率が下がるという本末転倒な結果になる


陣地取り2


実際には狩場には奥行きがあるため,後退するといっても陣地は狭くならない
そしてその観点から,JISは奥行きのない平面マップが好きではないし,推奨もしない

マップには相互移動可能な最低2段の構造があるのが望ましい
理由は相手の動きの多少のイレギュラはマップが吸収してくれるからである





§3 ニアミス

ニアミス1
問題
 鉢合わせてしまった場合どうすればよいか
基本的に縄張り理論では双方攻撃モードのまま激突することを嫌うため,
狩りがうまくいっていれば他プレーヤーと戦闘モードで対峙することはない
だが,運悪く戦闘モードで鉢合せをしてしまう場合がある.

一次職のパーティー狩りにおける異常モード『ニアミス』
この場合はどう対処すればいいのか
ここは相手に譲るべきか?
それとも自分が狩りに行くべきか?


ニアミス2
X 基本的には譲り合いの縄張り理論だが,ニアミスの場合は譲るのはNG
ニアミス3
O 問題の敵を倒し,不安要素をすばやく排除するのが正解
前者の両すくみが最もダメな状態,異常モードがさらに継続してしまう.ストレス最小化を図る縄張り理論にあって,ニアミスはすさまじいストレスが発生している.攻撃モードでの激突はできれば避けたいが,次善の策として即決着を図る

但し,敵は奪い合いだったが,もしドロップが出た場合は相手に譲る
ドロップの奪い合いで異常モードを継続するとその後の狩りに集中できなくなる










§4 補足

とある動物実験について紹介する
二頭の猿AとBをテーブルを介して向かい合わせに座らせる
二頭の猿の脳には電極が挿されており,脳内の信号が分かるようになっている

AとBの中間にエサをおく
すると,猿Aのみがエサをとり,Bは微動だにしない


脳活動と対照してみると,あることが分かった

エサを取らない猿Bは,猿Aの存在を認識していたのに対し,
エサを取る猿Aは,猿Bの存在を完全に無視していた


次に,エサをとらなかった猿Bに道具を持たせてエサを取りやすくさせてみた
すると今度はBばかりがエサをとり,Aはエサをとろうと思っても取れなくなった

脳活動と対照してみたところ,
今度は道具を持った猿Bが,猿Aの存在を無視していた


これは適応知性(空気を読む知性)の研究というらしい
エサを手に入れているほうは相手の存在を考えておらず,
相手の存在を考えている方が躊躇して動かない
結果として衝突は避けられている

JISはその研究の研究リーダーの講演を聞く機会があって,そこで今の話を聞いた
研究そのものは脳に格子状の電極を挿しているという時点で当て推量の要素もあるだろうし,
彼らの研究成果そのものはこれからという部分が多いだろう



JIS自身一度講演を聴いただけであまり詳しいことまでは知らない
研究チームのリーダーの藤井先生は本も出されているようなので,
キーワードを挙げておくので,興味のある方は自力で論文や書籍を読んで正確な知識を得てほしい

キーワード: 適応知性,理化学研究所,藤井 直敬







さて,なんで今この話を持ち出してきたか
JISはこの話を聴いて思ったのだ
『他者と攻撃モードで対峙すると,脳が余計なエネルギーを使うので脳は避けたがる』のではないか,と

もしそうだとすると,狩り以外に意識が分散することで,集中力が落ちたり疲れたりして効率は落ちるかもしれない
ならば相手の存在を無視して,独占的に狩れる領域を確保すれば,効率が上がるのではないか

あくまでJISの想像でしかないが,『もしかしてそうかも』と思う節はあると思う


効率に関しては沸き向上やボーナス経験値などの実利の他,
オンラインゲームはコミュニケーションツールという側面もあり,
グループ狩りはやはりできるだけやりたい

だが他人との干渉はエネルギーを消費し,それがストレスにもなるという問題もある


そこで縄張り理論が登場するわけだ

1.自分が誰よりも速く狩ることができ,
2.他プレーヤーに侵犯される心配のない
3.脳内で区切った仮想の陣地
1.他プレーヤーが入らないように縄張りを設定する
2.他プレーヤーが自分の縄張りに入ってきた,もしくは入ってきそうな場合,
  速やかにその縄張りを放棄し,縄張りを再生成する
3.その上で,できるだけ広い範囲を確保する



他人の侵犯を受けないと決めた縄張り内では,他人を気にする必要がないからノーストレス
侵犯されたときは速やかに縄張りを解消する,そこは自分の陣地ではなくなるのでノーストレス


過去に『うまいプレーヤーと顔を鉢合わせるのは墓を落とした時のみだ』と書いた

究極の一次職のパーティープレイ
それは,いてもいなくても変わらないくらい,空気に溶け込むこと

他者を意識せずに,グループ狩りのよいところ取りをするわけだ






大方の育成サイトがそうであるように,JISもマップ先着主義には異議がある
マップに最初に入った人が決めた縄張りは彼の脳内に存在しているだけのものであり,
彼の描いている勢力図は,それは他人に共通なわけではないのだ

JISは基本的にマップに後から人が入ってきたら,即縄張り理論を適応する
マップに人が入ることはオンラインゲームという観点ではしょうがないことであり,
縄張り理論はその上でいかにストレスを少なく保ちながらゲームをするかということ


パーティーを組んでいる必要がない,お互いに相手の存在を認識している必要すらない
一次職で習得すべき技能は,ストレス最小を保ったまま効率を最大化するテクニックに他ならない







カテゴリー タイトル 投稿日
ハンターJISyr ぐりゅぴんぴん2008年3月13日
カテゴリー タイトル 投稿日
パーティー狩りの
テクニック

   
2回 招かれざる客 2008年9月8日
1回 一次職におけるPT狩り 2008年6月24日
全職スキル振り ― 総目次

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comment

No title

他のサイトでは見られない視点での考察楽しんで見ております.
MMORPGメイポしかしたことないけど,他のMMORPGで言う狩場共有まんまじゃないだろうか?
まんまであったとしてもメイポプレーヤーから見れば新しい物であり意味はあると思う.
ニアミスの回答は意外だった,4次僕の回答であれば
相手の性格を読み攻撃するか判断すると思ったんだが,スクロールして意外な回答が待っていた.
で,JISさんがどこをどうまでチャットとっているのか知らないけど,
コメント=チャット(会話する事)と捉えてる自分取っちゃ全部チャットなわけだが,こっから意見
3cの 脳の発~ ここ必要ないでしょ?後半部,倫理的にいらっとくるようにもとれるんですが
(そういう風に捉える自分がアレなのかもしれないけど)

単に分かっていないだけの場合もあるが,他人の存在を真っ当に認知できないという可能性も否定できない

で,十分通じるのでは?阿呆な自分には読み取れない部分がそこの部分にあったのか?個人的には消して頂きたい
雑文,非敬語申し訳ない.更新頑張って下さい.

No title


回答を分けておきますね

>>ニアミスの回答
組合せとしては4つあります

・ 二人とも狩る
・ 自分が狩る
・ 相手が狩る
・ 二人とも狩らない

この中で,なぜ二人とも狩らないのがダメかというと,

・今はやりすごしたつもりでも,モンスターは境界に依然残っている
・狩れないカズアイがいるため,マップからモンスターが一匹減ったのと同じ状態

『相手の性格を読み攻撃するかどうかを判断する』という消極的な判断は相手が自分と同じことを考えていると困る
相手も『相手の性格を読み攻撃するかどうかを判断する』プレーヤーだと,結果は上に挙げた通りです

『二人とも狩らない』という状況を避けるには,最低限,自分が狩りに行けばいいということになります
(そしてそれは相手も同じことを考えている可能性が高いとなれば,結果はこれも見ての通り)


>>倫理的にいらっとくる
まあ,私としても別に今日の記事はいらっとさせる目的で書いたわけではないので,
そこは修正しておきます


チャットうんぬんに関しては,単にコメントの敷居を高くして返信に困るようなコメントを減らすよう牽制をいれただけなので,細かい内容に深い意味はないです.ここ数日はうまく機能してますし

No title

返信とわざわざ一人の意見の為に修正有難う御座います

『相手も『相手の性格を読み攻撃するかどうかを判断する』プレーヤー』
だと2,3回したら最適化されるのではないか?

そもそも書いてあるリスクを抱えてまで徹底不安要素排除する必要があるのか?
たった1匹の敵にこだわるのか?自分にとってはその選択が意外だったのだ.
勝手にJISさんの人物像思っておいて勝手に驚いてるのをコメントとして書いただけなので
その点についてはスルーでよかったんだが,返信頂けたんで返しておく
正解が1つってわけでもないのだから,ふーんあっそうで済ませてくれればいい

境界の敵からお互い身を引いても別の場所で各々が敵1匹を処理するわけになるのだから
以降敵を処理している間に期待値では双方の縄張りに新たに敵が発生する

境界の敵1匹を2人で倒した場合,片方の縄張りのみに新たに敵が発生する

自分は後者の方が悪ととる
双方メリットデメリットがあり,状況状況にあわせるのが最高なのだから特にこれ以上書かないでおく

No title

JISという人物像が何を意味しているかは知らんのですが基本的に私は本能的な勘を優先する人間です.
ましてや,今やっていることは狩りそのものなんですから

記事で暗に今日の記事の理由は後付けの勘だと述べたのですが,『境界に敵を残すな』というのは,実際の根拠はいろいろなプレーヤーといろいろな狩場でニアミスを繰り返した結果,いずれも最終的に勝ち残った(本能的に選んだ)経験則.
気心の知れた人間同士で基本的に譲り合いで狩りをしているにもかかわらずニアミスで両者手を出すのは,間違いなくそこがストレスの極小点になっているはずだ,というのが私の発想の原点です.

境界の敵を狩った後に沸いた敵が~~というのは通常は成り立ちません.なぜなら,敵がどこに出現するのかはランダムで予測不能だから.
もし『狩ったプレーヤーの側に沸く可能性が高い』という予測が可能なのならば別の判断が発生するでしょう.その辺りも全部,繰り返し学習で意識的に考えることなく体が動くことによる,本能的な行動として説明がついてしまうのです


人間がどれだけ知性を振り絞ろうと,本能による情報処理には勝てないのです.
進化の歴史の深さが違うから.
私が他人より何か特殊なことをやっているとしたら,それは本能には勝てないことを認め,その演算能力を最大限活用しているに過ぎない.

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